2020/06/14 23:12

遊戯王 ラッシュデュエル


禁止カード
・連撃竜ドラギアス
・ダーク・リベレイション
・魔将ヤメルーラ
・青眼の白龍

本レギュレーションを設ける趣旨
1.現環境で使われていないカードに活躍できる場を設ける
2.現状大会でよく見るデッキ構築とは違ったデッキ構築が活躍できる場を設ける

禁止に指定した各カードの指定理由

連撃竜ドラギアス
 現環境で一番活躍している上級カードです。2500という高い攻撃力を持っており、2回攻撃という効果は他のカードにはない盤面の制圧力があります。
 当該カードは上記の通り非常に強力なカードで他の上級モンスターの活躍の場を奪っていると考えられるため規制します


ダーク・リベレイション
 現環境で一番活躍している罠カードです。発動すれば相手の攻撃を大幅に防げるだけでなく、モンスターを破壊する効果も持っています。
 当該カードは構築面においてもこのカードを採用するために下級モンスターが魔法使い族で固まり、また、魔法罠の除去を行うカードを採用することを強要させ、デッキの幅を大幅に狭めていると考えています。また、このカードを警戒して攻撃をしない状況や、お互いにその状況に陥り、試合が全く進まなくなるなど試合進行を妨げる要因となるため規制します。
 このカードを規制した環境下では魔法罠を採用する必要性が薄くなってしまうため、禁止にするほどではないという意見もございましたが、上記の通り構築面で選択肢を狭めるものという認識であり、また1枚制限や2枚制限等をした場合、このカードを発動できるかどうかというゲームになってしまうため緩和は見送りました。


魔将ヤメルーラ
 現環境での採用はそこまで多くないカードですが、相手に最上級モンスターの召喚を制限する効果の特性上、先攻後攻の有利不利を助長するカードであり、様々な上級モンスターの活躍の場を設けたいというレギュレーションの趣旨に反するカードであるため規制します

青眼の白龍
 現環境採用率が非常に高く、また、他の上級モンスターを規制した環境下ではそのカードパワーは他にない強力なカードです。さらにレジェンドカードであるという特性上デッキに1枚しか採用することができず、またフェニックス・ドラゴンなどで使いまわすことが可能であるため、このカードを引いてるか否かで大きく試合展開が変わり、運の要素を助長すると考えられるため規制します


検討した結果規制しなかったカード

セブンスロード・マジシャン
 特別レギュレーションを設けていない通常の環境下でも採用率の高かったカードです。比較的容易な条件で攻撃力を大きく上げることができ、終盤であれば6属性すべてをそろえて攻撃力を3900まで上昇させることができ、非常に強力な上級モンスターです。
 当該カードは採用率が非常に高く、序盤から火の粉のカーテンをほとんど無効化できるという他のモンスターと比べて多くのメリットがございます。しかし、連撃竜ドラギアスと比較して、当該カードを使用した場合と別の上級モンスターを使用した場合とでは盤面への影響力に圧倒的な差が生まれるものではなく、また、セブンスロード・ウィッチの活躍の機会を奪うこととなるため、規制を見送りました。また、採用率のみで判断した場合ダーク・ソーサラーやイカヅチのサンダーなども同程度採用が見られた点も理由の一つです。
 1枚制限や2枚制限などの検討も行いましたが、少しでも規制すると上記の通りセブンスロード・ウィッチの採用が難しくなる点、及び特別レギュレーションが複雑なものになってしまうという点から当該制限も見送ることとなりました。